第27話:武珍州上陸
武珍州に到着したチャンボゴは都督に海賊退治の許可を申し出るが、武装勢力の上陸は許されないと拒絶され、仕方なくジャミ夫人を訪ね、武珍州都督を説得するよ頼むが、ジャミ夫人は聞き入れるふうりをして、都督に引き伸ばすだけ引き伸ばして上陸の許可を断り、戦意喪失して揚州に戻るところを、イ大人率いる海賊に撃退させようと考えた。
その頃、ジャミ商団は独占してきた武珍州の商権を少しずつ何者かに奪われていて、相手の正体がつかめずジャミ夫人は苛立っていた。
以前新羅の侍中であったキム・ウジンがやってきて、将来王室の頂点にたつ可能性のある方ということで、ジャミ夫人は都督に話をつけてもらい、一度席をもうけてもらうが、金や権力のことばかりを考える人間とは付き合うことはできないときっぱりといわれる。
その後キム・ウジンが向かった屋敷にはチョンファがいて、実は武珍州の商権を少しずつ奪っているのがこのチョンファだった。
そして上陸の許可が得られなかったことから、チャンボゴはこのまま帰る事はできないと官軍と戦いになるのを覚悟で上陸し、そのことを聞いた都督は日没までに船に戻らないと攻撃を開始すると告げた。
騒ぎが大きくなってキム・ウジンの耳にも入り、自分が話をしようとチャンボゴに“海賊を退治するのはこちらの仕事だから退却しなさい”というと、チャンボゴは、“ここにいる者はみんな海賊に親を殺されたりして、奴隷として売られ、人間以下の生活をしていて、今もなおその痛みが胸に消えることなく残っている。そして国も誰も助けてもくれなかった”と悲痛な思いを訴え、それがキム・ウジンに伝わり、上陸の許可を得ることができた。
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