第37話:扁額暗唱の罰:ホジュン【第31話-第40話】

第37話:扁額暗唱の罰

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恵民署の不正を正そうと奮闘していたホジュンだったが、内医院に突然呼び出された。

どういった理由で呼ばれたかわからなかったホジュンが内医院に行くと、いきなりひざまずかされた上に、内医院は医官の私的診療を堅く禁じていることから、自宅で診療した事実を問い詰められる。

診療の順番が回ってこなかった患者たちが医官のあとをつけ、ホジュンの自宅に押しかけて診療を求められ、その頼みを断り切れず、報酬は受け取らずに診療に応じていたのだ。

その事実をヤン・イェスに密告され、いかなる事情があっても規則を破った人間をそのままにしておくことができないことから、ヤン・イェスはホジュンに扁額暗唱1000回の罰を下した。

ホジュンが扁額暗唱の罰を下された噂はまたたく間に宮廷内に広まり、心配した同僚たちが次々と集まって減刑を訴えたが、聞き入れてもらえなかった。

みんなが見守るなか、300回をすると倒れる人間が多い中、ホジュンは黙々と罰をこなしていき、鼻血を出したりしながら、700回を超えたところで倒れてしまうが、ユ・ウィテの教えを貫く為に、必死で立ち上がって罰をこなし、とうとう翌朝を迎える。

ヤン・イェスは、まさか1000回することはできないと思っていたことから、何回で倒れたのかと尋ねると、まだやっていると聞いて、信じられないという表情で、急いでホジュンのもとに向かった。

そしてとうとう999回のところで、何度も倒れては、四つん這いになりながらも1000回という罰を受け終えた。

ホジュンの気持ちを強く感じたヤン・イェスは、今後私欲の為でないのであれば、自宅でも診療をしてもかまわないことにした。